■ビットマップデータとベクターデータ
すべての画像は①ビットマップ画像(ラスター画像)と②ベクトル画像(ベクター画像)のどちらかに分類される。写真もイラストも図形もこの2つのどちらかに分けられる。
①ビットマップデータ
「ビットマップデータ(Bitmap Data)」というのは、Photoshopの画像データやデジカメで撮影した写真のことで、画像を色のついた点(ドット)の羅列・集合として表現したデータのこと。分かりやすく説明すると、ビットマップデータで表現された写真を拡大すると、細かな格子状のマス目が見えるが、ビットマップデータはこのマス目のひとつひとつに色がついたものが集まって写真を作り上げていく。
ちなみに、このマス目のひとつが「ピクセル」と呼ばれる最小単位で、ピクセル数が大きければ大きいほど美しい画像に仕上がる。ビットマップデータは別名で「ラスター形式」と呼ばれることもある。
フォーマットでは、jpg(またはjpeg)・gif ・ png などがこれに当たる。
②ベクターデータ
「ベクターデータ(Vector Data)」というのは、ビットマップデータのように画像を点の集合で表現するのではなく、点、線、多角形などの情報を使った複雑な計算式によって色や曲線などを表現したデータのこと。簡単に言えば、「数値を使って絵を描く」というイメージ。ベクターデータは別名で「ドロー形式」と呼ばれることもある。
フォーマットは、pdfなどがこれに当たる。
投稿ページと固定ページ
使いやすい(見やすい)ポートフォリオサイトにするためには、投稿ページと固定ページの使い分けや適切なメニュー設定が必要。
→参考資料
③ブロックエディタ
ブロックエディタの機能を理解して思い通りのページを作成できるようになろう。
ブロックエディタの主要機能
- テキスト→「段落、見出し、リスト」(改行入力、リンク設定)
- テキスト→「コード、整形済テキスト、詩」(複数の空白や改行をそのまま表示)
- テキスト→「テーブル」:表組型式を作成
- メディア→「画像、ギャラリー」:写真掲載の基本
- メディア→「カバー」:テキストをオーバレイした画像を配置
- メディア→「メディアとテキスト」:写真と文章を並べる
- メディア→「ファイル」:PDFファイルなどのダウンロードを配置
- デザイン→「ボタン」:リンクを作成するのに便利
- デザイン→「カラム」:横方向に複数欄を作成し、それぞれのメディアを指定可
- デザイン→「続き」:抜粋に表示する範囲を指定
- デザイン→「ページ区切り」:別ページにする時に指定
- デザイン→「区切り」:文章と文章の間に水平線を表示
- デザイン→「スペーサー」:空間を作成
- ウィジェット→「ウィジェット」:色々な表示部品を指定
- ウィジェット→「ソーシャルアイコン」:SNSへのリンクを作成
- 埋め込み→「埋め込み」:代表的なサイトへのリンクを作成